TinyCLR OS イントロダクション

TinyCLR OSは、米GHI社が開発したMicrosoftのVisual Studioを使用して組込機器のファームウエアを開発するNET Micro Frameworkを利用するOSです。

始めるために必要なものは、Visual Studio、マイクロテクニカで販売しているTinyCLRデバイス、およびUSBケーブルです。プログラムの開発環境は無償で使えます。

 

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TinyCLR OSは、.NET開発者のために作られています。TinyCLR OSでは.NET上でスレッド、メモリ管理、タイマー、イベントハンドラ、およびその他多数の機能を使用できます。ハードウェアと協調するため、TinyCLR OSは、Windows10のIoTコア拡張APIに似たAPIを持っています。これによりGPIO、UART、SPI、I2C、ADC、DAC、PWM、およびその他多くの機能が利用可能です。

すべてのライブラリは、NuGetから入手できます。このため、SDKをインストールする必要はありません。単にプロジェクトごとに、必要なライブラリ、必要なバージョンをNuGetからダウンロードするだけです。NuGetって何?っていう方はこちらをお読みください。

  1. まだVisual Studioの2017をお持ちでなければ、マイクロソフト社のサイトから自由にダウンロードしてインストールできます。→Visual Studio Community 2017
  2. インストールする際には、.NET desktop developmentを選択してください。
  3. 続いてTinyCLR OS 用Visual Studioの拡張パック(Visual Studio Project System)をインストールしてください。
  4. USBケーブルを使ってPCにデバイスを接続します。まだTinyCLR OSデバイスを持っていないのであれば、マイクロテクニカから購入しましょう。TinyCLR OSのために作られたボードです。
  5. Visual Studioを起動しプロジェクトを新規作成します。TinyCLR Applicationの下にあるC# > TinyCLRを選びます。
  6. いくつかのコードを追加してF5キーを押すと、アプリケーションのデバッグを開始します。
  7. TinyCLR OSは新しくリリースされたOSなので、GHI社はまだNuGetにすべてのパッケージをアップロードしていません。現在は、こちらの使用可能なライブラリをダウンロードしてファイルを展開し、それらをローカルNuGetフィードに置いてください。
  8. もしあなたのデバイスのファームウェアをアップデートする必要がある場合は、ファームウェアをダウンロードしてこちらの説明に従いお使いのデバイスを更新してください。

あなたが.NETMFの既存のユーザーであっても問題ありません。TinyCLR OSは.NETMFと完全に独立しており、サイド・バイ・サイドで動作します。

TinyCLR OSはまだ非常に新しくリリースされたOSです。よってまだいくつかのライブラリおよび機能は欠落している可能性があります。補完のため計画が進行中です。リリースノートを見てください。のロードマップでGHI社が計画していることを確認できます。

自分のハードウエアで、TinyCLRが動作するか確認したいですか?移植ガイドをチェックして、どのように開始したらいいか確認してください。

※原文:http://docs.ghielectronics.com/tinyclr/intro.html

 

→[次のステップ]Tiny CLRチュートリアルへ

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